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2006/06/11

河井寛次郎の思想(2)

今日は、陶芸家の河井寛次郎さんのエッセイ「火の誓い」に収録されている言葉を、一つ紹介したいと思います。

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助からないと思っても助かって居る。

人は善美の中に居ながらこれを拒む事にのみ努力をしている贅沢者。
こんな贅沢者さえ善美は包む。ほったらかされては居ない。
ほったらかされては居ないのに人はほったらかされて居ると思いたくて仕方がないのだ。

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この言葉を最初読んだとき、「これは参ったな~」と思わず笑ってしまいました。
神様は真善美と言いますから、文中の「善美」を「神様」と言い換えても良いと思います。
そうすると、より一層この言葉が心に染みてくるのです。

神様の命は私たちの身の周りの樹木や草花等の自然にも現れているし、守護霊様・守護神様はいつも私たちを守ってくださっています。
内にも外にも、いたるところに神様の善美は溢れているのだと思います。

神様から見たら、そのことに感謝しないで、不平不満ばかり言っている人間は、ホントに善美(神様の愛)に包まれながら、これを拒む事にのみ努力をしている贅沢者なのでしょうね。

それにしても、「人はほったらかされて居ると思いたくて仕方がないのだ。」って、よくこんなに上手いこというものだ、と苦笑せずにはいられません。
本当に、そうですよね♪

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コメント

お祈りを始めて浅いので、まだまだふらついてしまうこともよくありますが、ブログの楽しいお話にいつも勇気づけられています。
 この間のNHKの「日曜美術」での柳宗悦さんの生き方を拝見させて頂き、とても感動しました。晩年の柳さんは、少し五井先生に似ているように思えました。民芸運動とコスモス運動も、すごく似ていますね。民として私達もくらしの中でものづくりをしてゆきたいと心新たに思いました☆
 

投稿: タケ・ナオ | 2006/06/12 10時17分

コメントありがとうございます☆

楽しい話かどうかは、あまり自信がないですけれども、そう言って頂けると、とても嬉しいです♪

柳さんは、法然、親鸞、一遍、といった念仏宗の他力思想を深く研究されていましたが、五井先生と少し似ているように思えたというのは、そのせいもあるかもしれませんね☆

このお三方は、五井先生とご縁が深く、たぶん五井先生の響きに近いので、その響きが柳さんに伝わってきてたのかもしれないです。

くらしの中に美を、くらしの中に祈りを、の精神を多くの人たちにお伝えしてきたいものですね♪


投稿: 晃久 | 2006/06/12 22時41分

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