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2006/08/21

星野道夫さんの写真展

この間、大阪の梅田の大丸に立ち寄った際、星野道夫さんの写真展「星のような物語」をやっていたので、見てきました。
星野さんは、アラスカの大自然や動物の写真を撮られた方で、1996年に、カムチャッカ半島で、ヒグマの事故により43歳の若さで亡くなられました。
今は学校の教科書でも取り上げられているそうですね。

私は、この人のことを名前を知っている程度だったのですが、以前このブログで映画「地球交響曲」の記事を書いたとき、ある方が星野さんに関する記事をトラックバックしてくださって、その記事に紹介されていた星野さんの文章が、心に感じ入るものがあり、一度、写真展があれば、見に行きたいとは思っていました。

その文章が、今回の写真展で、夕日に美しく染まっている海面からザトウクジラの尾が突き出ている写真とともに、パネルで紹介されていました。


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いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。
たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。
もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんな風に伝えるかって?
写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな。
その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって・・・・・・
その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって。


(星野道夫展 星のような物語 目録より)

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会場には、随分たくさんの写真が展示されており、見ごたえがありました。
魚を捕まえて咥える大きなグリズリー、季節移動のために疾走するカリブーの大群、雪の上の愛らしい真っ白なタテゴトアザラシの子供、夜空に輝く神秘的なオーロラ、美しく雪化粧された小さな草花、アラスカの自然の中で生きる子供達の笑顔・・・

迫力のある、力強く美しい写真の数々に思わず、時の経つのを忘れて見入ってしまいました。

写真と共に紹介されている星野さんの言葉を、熱心に携帯にメモしている若者の姿が印象的でした。
会場のパネルの一つにこんな文がありました。


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僕がアラスカに惹かれ続けるのは、自然だけではなく、この土地を生きる人々がいるからだろう。アラスカを旅しながら、いつもそこに、自然と向き合い、今日を生きる人々の暮らしがあった。さまざまな人と出会いながら、僕はいつも旅人だった。

さまざまな人間の物語があるからこそ、美しいアラスカの自然は、より深い輝きに満ちてくる。人はいつも、それぞれの光を捜し求める、長い旅の途上なのだ。


(星野道夫展 星のような物語 目録より)

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この言葉は、とても共感するものがありました。
本当に、人は誰しも、それぞれの光を探し求めて生きる旅人なんでしょうね。


星野道夫公式サイト http://www.michio-hoshino.com/

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