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2006/09/07

桃山の名碗展

来週の月曜まで、そごうの心斎橋本店で、桃山の名碗を展示する催しが開催されています。

このあいだ行ってきたのですが、唐物茶碗、高麗茶碗、志野・織部などの桃山の茶碗、長次郎・光悦らの楽茶碗、そして桃山の伝統を現代に受け継ぐ作家である、加藤唐九郎と楽吉左衛門(楽家の15代目)の茶碗が、一堂に展示され見ごたえがありました。


テレビで、この展示会のことを紹介していましたが、一碗で億を超えるものもある、と言ってましたね。あわわわわ・・・・(*_*)

「わび・さび」という美意識は、日本人特有なものなんでしょうか。西洋にはあまりないような気がしますが、韓国とか中国はどうなんでしょう。
当時日本を訪れた宣教師のルイス・フロイスは「ヨーロッパでは宝石や金銀を宝物とするが、日本人は古い、ひびわれた陶器や土器を宝物とする」といって、驚いたんだとか。
高麗茶碗は朝鮮半島で作られたものですが、それに高い精神性や美を見出したのは、日本の茶人だそうです。
一見平凡で地味に見えるものに、日本人は深い精神性を見出すんですね。

私なんかでも、こういった分野に詳しいわけでも、専門的な知識があるわけでは全くないですが、見ていて「何ともいえない味わいがあっていいなぁ」と、心に響いてくるものがやっぱりあります。

確か、五井先生は「わびさび」のことを、表面に(派手に)現れていない、霊的な雰囲気のこと、というような説明をされていた気がします。(ちょっと違ったかも知れません)


「夕陽」という銘の、その名の通り茜色の志野茶碗がありましたけども、写真で見て素晴らしいなぁ、と前から思っていたので、実際に見れて、感激でした。本当に美しく、品格がありました。
織部の茶碗でも、器の形が大きく歪められた、大胆な造形でありながら、「品格の高さ」というものを全く失っていないんですね。

一碗一碗をじっくりと見る時間がなかったのですが、長次郎も光悦も、唐九郎さんも、素晴らしかったです。改めて、日本の焼き物と日本人の美意識というのは、すごいなと思いました。

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コメント

世界人類が平和でありますように。
「日本人の美意識について」なんですが、昨日ちょうどNHKの「英語でしゃべらナイト」という番組で、早見優さんが、「日本に来た当初は、春に桜の花が咲いているのを見ても、「ただ桜の花が咲いているだけじゃん。なんで、日本人はこんなにさわぐんだろう?」と思っていた」というようなことを言っていました。それが日本で生活していくうちに、桜の花を見て、感動するようになってきて、桜の花が散るときの切なさがわかるようになったとき、「ああ、私も日本人になったんだ」と感動したとか。
 英語では、「せつない」とか「懐かしい」とか「空気を読む」とかいう意味の言葉や表現がない、というようなことも言っていました。

 「わび」「さび」
 外国の言葉を学ぶことで、日本の言葉の特徴とか、日本人の特質がより明確になっていくのでしょうね。

 このまま、世界平和が実現したときには、どんな、言葉、表現、会話が地球上でされるんでしょうね? 多種多様でありながら、それでいて、すべてが美しく調和しているのでしょうね。

投稿: つるたろう | 2006/09/09 08時18分

今、外から、秋の虫の声が聞こえてきますが、これに風情を感じるのも、日本人ならではの感性らしいですね。
日本人独特の情緒というのが、日本の言葉や文化によく現れているのでしょうね。

そういえば、ドイツのコスモス会の方が、父の文章をドイツ語に訳す時、ピッタリあてはまる言葉がなくて大変だ、というようなことを言っていました。

五井先生は、清浄な光のひびきに、汚れた業想念のひびきが混入して、現在の言葉になっているんだ、と説明されています。

世界平和が実現したときは「ことばは即ち神なりき」という聖書の言葉通り、神の御心をそのまま現したことばが使われるようになるのでしょうね☆

投稿: 晃久 | 2006/09/09 23時23分

清浄な光のひびきに、汚れた業想念のひびきが混入して現在の言葉になっているんですね。
確かに、嫌だなと感じる言葉のひびきはありますね。でも、もしかしたら、自分では不快を感じない言葉のひびきでも、「いのち」の立場?からしてみれば、「その言葉は、ちょっときついなあ・・・」という言葉を平気で使っているのかもしれませんよね。だから、全托なんですね。きっと。
それでは、今日も守護霊様、守護神様よろしくお願いします(^^)
世界人類が平和でありますように。

投稿: つるたろう | 2006/09/10 09時39分

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