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2006/09/05

すべて消えてゆく姿

最近、お祈りをされるようになった方で、高橋英雄先生の「如是我聞」をまだ読まれたことがない方は、お薦めですので、是非一度お読みになってみてください。

高橋先生(白光真宏会・元副理事長)が、五井先生のお側にいて聞きとめた、五井先生が折にふれて何気なく仰られたお言葉を収録したものですが、五井先生の暖かなお人柄が伝わってくる様々なエピソードも収録されています。

「如是我聞」から五井先生のお言葉を一つ紹介します。


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個我のわたくし、肉体の私、というのがなくなればなくなる程、その人は立派な人である。
弱い私、善い私、悪いわたし、そういうものはない。
いいわたしもいる必要はない。悪い私も必要ない。
みんなわたしというのは渡しだから、渡すだけである。天に渡すだけである。
わたしを渡し、それで天の心に入ってしまえばいい。
そして光ごと降りてくればいい。そうすると光明体である。光になることが唯一のことなのだ。


(「如是我聞」 高橋英雄編著)

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「わたしというのは渡しだから、天に渡すだけである」という表現は、本当に五井先生はうまいこと仰られるなぁ、と思いました。
「いいわたしもいる必要はない」とはどういうことなのか、と思ったりするのですが、例えば五井先生は、具体的に次のようなことを「如是我聞」で仰っておられます。

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お役に立ちたい、お役に立ちたい、と思うのはいいことだ。しかし、そのよってくるところは何か。どこにあるのか。よく考えてみよ。自分を出したい、自分が・・・・・・というところにそれはありはしないか。お役に立ちたい自分もお役に立てない自分も消えてゆく姿なのである。そういう自分をなくすことが宗教の第一歩なんだ。
まず、自分は下座につくことだ。人に目立たずお役に立つことを心がけることだ。謙虚で明るく勇気をもってすることだ。そうしていると、自然に神様は役立たせてくれる。

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このお言葉なんかは、ホントにそうだなぁ、と肯かされます。
人のためなんて思って何かをやっていても、その裏では、他の人に自分をよく見せたい、よく思われたいという想いがあるのが、自分で感じられて、自己嫌悪に陥ることが、私自身よくありました。

それが、最近、いい自分も、悪い自分も、みな消えてゆく姿なのだということが少しづつ理解できるようになって、すごく気持ちが楽にりました。
真実に存在するものは、世界平和の祈りの大光明のみ。世界平和の祈りの中で光り輝く本心のみなのですね。

善い自分(想い)も、悪い自分(想い)も、一端はすべて消えてゆく姿と観じて、「世界平和の祈り」の大光明の中に投げ入れて、改めて神様(天)のみ心を頂きなおして生活していく、というのが五井先生のみ教えの特徴であると思います。

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コメント

タイムリーにいい文章をありがとうございました。
最近、いろいろなことを考えすぎている自分にきづきました。
「わたしは渡し」シンプルな原点に帰ります。
ありがとうございました。
世界人類が平和でありますように。

投稿: つるたろう | 2006/09/06 08時56分

コメントありがとうございます♪

高橋先生の如是我聞は「続」と「続々」もあり、計三冊出ています。
五井先生のみ教えやお人柄がよくわかる、素晴らしい本です☆
(すでに読まれていたら、すみません)

投稿: 晃久 | 2006/09/07 20時49分

いえいえ、まだ読んでいません。
私が読んだことがあるのは、「神と人間」「天と地をつなぐもの」「阿難」「霊性の開発」「愛・平和・祈り」「天の心かくあり」です。次は「老子講義」を読んでみようかな?と思っていたのですが、「如是我聞」を読んでみますね。
素直なつるたろう君でした。
それではまた。
あ、今日は満月ですね。中秋の名月って今年は今日なのかな?
晃久さんはケツメイシの「花鳥風月」って曲はご存知ですか?いいですよ。月を見ながら、聞きたいお気に入りの曲です。日本が大好きです。
世界人類が平和でありますように。
少し、コメントが長くなりました。
では、では。

投稿: つるたろう | 2006/09/08 08時42分

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