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2007/05/13

融通念仏と世界平和の祈り

念仏といえば、法然や親鸞、蓮如、一遍といった人たちがすぐに思い浮かびますが、平安時代後期の尾張国出身の僧で、良忍(りょうにん)上人という人がいます。

良忍上人は「一人の人の唱える念仏が他の全ての人の念仏と通じ、一人の人の善行が他の人の善行とお互いに融通しあって、全ての人が浄土に往生できる」と説いたので、上人が開いた宗派を「融通念仏宗」と呼びます。

「自分ひとりが救われる(悟る)のではなく、ひとりの念仏(善行)が他の全ての人に通じ、お互いに影響しあって、すべての人が救われていく」という上人の思想には、大変惹かれるものがあります。
一般にはそれほど有名ではないですが、後の一遍にも影響を与えたといわれ、日本の仏教史において、大きな役割を果たされた人ではないかと思います。
おそらく上人は、今は救世の大光明の中で、世界平和実現のために、大きな仕事をされているのでしょうね。きっと。

五井昌久先生の提唱された「世界平和の祈り」は、個人と人類が同時に救われていく道(個人人類同時成道)であり、良忍上人の「融通念仏」の思想と合い通じるものがありますね。

「世界人類が平和でありますように」と祈ることで、自分の周りにいる人たちはもとより、アメリカであろうと、北朝鮮であろうと、アフリカであろうと、世界中のあらゆる人たちに、救世の神々の光が流れていくことになります。

また、それとは反対に、「世界平和の祈り」を祈る人は、世界中に何万人といるでしょうから、その人たちの祈りの光が私のところにも流れてきているのだと思います。(そんなことを普段、あまり意識したことはありませんが・・・)

そもそも「救世の大光明」とは、大神様を中心として、イエス、老子、釈迦、法然、親鸞、あらゆる歴史上の聖者・神々が集った救世の大光明霊団の光なのですから、膨大な数の神々の光が私達の体を通して流れていっていることになります。

そう考えると、「世界平和の祈り」はホントにすごい!と思うのです。

個人と人類、人類と神々の祈りの光がお互いに融通しあって、地球上の業が大きく浄まり、平和世界が築きあげられていくのですね。

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コメント

「個人人類同時常道」という言葉は、初めて目にしたように思います。「常道」の意味をいつか解説していただけたら、ありがたいでです。

私は、仕事上いろいろな子どもたちと接しています。いじめ?ほどはなくても結果的に誰かに嫌な思いをさせてしまう子がいたり、相手は意地悪をしているつもりはないのに、否定的に捉えて、自分は意地悪をされているんだと捉えて、引きこもってしまいがちになる子がいたり、・・・・。
私の観察眼、視点が中立の立場からずれているときもあるのかもしれませんが、それぞれの子どもの家庭環境、親御さんの状態も見えてきたりすると、困っている子どもや、親御さんに自分はどうしてあげられるのだろうか、考えてしまうことがあります。

五井先生の教えに出会ってからは、とにかく、相手の話を聞いて、「世界平和の祈り」をし続ける。自分のバランスが崩れかかっているなと観じるときには、静かに「ごいせんせい」を繰り返す。それだけなのですが、事態は総合的に調和、よき(たぶん)方向に進んでいくのだなということをここ最近見させていただきました。

今回35年間生きてきましたが、やはり肉体人間の頭脳では限界があるなと素直に思えます。そう思えるのは、この35年間、自分なりにこの頭を使って精一杯自分なりにできることを、自分なりにやってきたからかな?と思い、これまでの自分もヨシヨシしてあげたい気持ちになります。今、折り返し地点なのかな? これからは、守護霊様、守護神様、救世の大光明の皆様方とともに素直に自然に生きていけたらと思います。

ついつい長くなりました。
日々のお導きに感謝します。
世界人類が平和でありますように。

投稿: つるたろう | 2006/10/21 09時20分

ごめんなさい~
個人人類同時成道(じょうどう)ですね。
単純な変換ミスです。
修正しときました。
世界平和の祈りを祈っていると、自分が救われるだけでなく、人類全体が救われていくんだ、という意味で、五井先生がよくお使いになる言葉です。

投稿: 晃久 | 2006/10/22 19時36分

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