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2007/07/13

神性を見出す

ヨガ・ナンダの「あるヨギの自叙伝」の中に、このようなババジのエピソードがあります。

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「それはアラハバードにおけるクンバメラのときだった」
ラヒリ・マハサヤは語られた。

「私は役所の休暇を利用してそこに出かけた。おおぜいの僧侶や行者たちが、この聖なる祭に参加するために、遠方から集まって来ていた。
彼らの群れにまじって、私が歩いていると、からだに灰を塗りつけ、髪をぼうぼうにして托鉢の椀を手にした一人の行者が目にとまった。
ふと私の心に、この男は世を捨てた隠者の身なりはしているが、心の中はまるきり俗臭に満ちたにせものではないかという思いが湧いてきた。
ところが、その行者のそばを通り過ぎようとしたとき、薄ぎたないその男の足もとにババジがひざまずいておられるのを見て、わたしはびっくりしてしまった。
『大師よ。』私はババジのそばに駆けよった。
『こんなところで何をしていらっしゃるのですか』
『私はこの行者の足を洗い、それからこの食器を洗ってあげるのだ』
ババジは、私に向かって子供のようにほほえまれた。
私はババジがわたしに、人を批判することなく、どんな愚かな人の中にも等しく宿りたもう神を見よ、と暗に教えておられるのだと悟った。
ババジはさらにこうおっしゃった。
「私は賢い行者にも、愚かな行者にも、等しく奉仕することによって、神に最もよろこばれる最高の徳―謙譲の徳―を学んでいるのだ」

(パラマハンサ・ヨガナンダ著 「あるヨギの自叙伝」 森北出版刊より)


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ババジ(尊い父の意)は、普通の人間のように肉体の母親から生れたのではなく、霊体をそのまま肉体化して現れたヒマラヤの大聖者であり、数千年にわたって肉体身を保持しておられました。
五井先生は、中国の老子がインドでババジという名で現れたのだと仰っておられました。
(老子は、白髪三千丈の翁といったイメージがありますが、ババジは肖像画を見ても、30歳ぐらいの美しい青年の姿をしております。)

「人の内なる神性(仏性)を拝みなさい」ということを多くの宗教で言います。
言葉で言うのは簡単ですが、聖者は言葉だけでなく、実際の行いによって真理を伝えられます。
五井先生もそうでした。

私は、ふと、ババジとこの行者のエピソードが、守護霊・守護神さまと現在の人類の関係を象徴しているかのように思えました。
守護霊様・守護神様は、業想念に厚く覆われた人間の中に、光輝く神性を常に見い出してくださり、汚れた体をいつも洗い浄めて、奉仕して下さっているのです。

神のみ心に大きく外れている人を見ると「嫌だなぁ」という感情が正直湧いてきます。
全くの赤の他人ならともかく、自分の身近にいる人であれば、尚更そう感じるかもしれません。
しかし、そう感じれば感じるほど、「こんな人を守っている守護霊様の愛は何と深いものであろうか。本当に有難いことだ」とも感じます。

すべての人間の中に神性を見出し、守り導いてくださっている、守護霊様・守護神様・五井先生の愛には、感謝しても感謝しきれるものではありません。

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コメント

五井先生がこの地球に生まれてきてくださったこと自体が、そのババジのような絶対的愛ですよね・・・

私は短気なので、道に外れたと思えることを人がするのを見ると、瞬間ひっぱたきたくなることがあります。でもそのとき五井先生をお呼びすると、その人ともども自他の業因縁を浄めてくださるのですよね。

想像もつかない、すごい愛・・・ですね。

投稿: のんのん | 2007/07/15 21時21分

五井先生は、地球人類を一人残らず救いとるために肉体身を持って生れてくださいました。

守護霊様・守護神様は、自分が守っている人間の業を引き受けてくださいますが、五井先生は、地球人類数十億(幽界・霊界を含めたらそれ以上)の業を、引き受けてくださいます。

五井先生の愛は、本当に想像を絶するような愛だと思います。

投稿: 晃久 | 2007/07/18 20時53分

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